12月は、一年の中で最も華やかな楽しいイベントの“クリスマス”があります。
今年は久しぶりに親しい人達と集まり、パーティーや食事会など楽しい時間を過ごす予定の方も多いのではないでしょうか。

クリスマスの装飾やテーブルコーディネイトなどでは、赤・緑・白・金色などが多く使われます。この様な「クリスマスカラー」は、クリスマスの雰囲気を出すためという理由もありますが、使われている色にはそれぞれ意味が込められていると言われています。

・赤【愛・寛大さ】

サンタクロースの服の色をイメージしがちですが、これはキリストが人々の罪を全て背負って十字架で流した尊い血の色を表現していると言われています。
赤は、キリストの犠牲精神＝その愛と寛大の象徴とされています。

・緑【力強さ・永遠の命】

クリスマスツリーに使われるモミの木（常緑樹）の色で、キリストの教えの「永遠」を意味しています。また、葉の形が十字架に見えることから、ツリーに使われるようになったとされています。
※常緑樹：秋になっても落葉せず、一年中緑色をしている樹木こと

・白【純潔・潔白】

キリストが降誕したときに降っていた雪をイメージした色です。また、「平和」「始まり」等の意味もあると言われています。

・金【高貴・希望・大切さ】

クリスマスツリーのてっぺんに飾る金の星を意味します。これは新約聖書の中で「東方の三博士」にキリストの降誕を伝えた「希望の星」とされています。また、この「東方の三博士」は、生まれたばかりのキリストに黄金を献上しました。金色は金銭や豪華さを表すものでなく、“光”や“王権”の象徴です。混沌とした世界の闇夜を照らす“光”として、キリストはこの世に生まれてきたとされています。「東方の三博士」が黄金を献上したのは、キリストが“王”であることの証なのです。

クリスマスは、家族や親しい人との絆を確認する時間と言われます。
キリストの思いや願いが込められた「クリスマスカラー」からは、良いパワーをもらうことができます。

楽しいクリスマスを過ごして一年の疲れを吹き飛ばし、新たな年を迎えるエネルギーを貯えましょう♪