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知っていると役立つ!職場の人間関係で使えるプチ心理学講座

新しい職場で働く時、誰でも不安になるのが、「職場の人間関係」です。

「苦手なタイプの人がいたらどうしよう・・・」「メンバーと上手くやっていけるかな・・・」など、出勤日の前日は、不安や緊張でよく眠れない!なんて方も多いのではないでしょうか。

良好な人間関係をつくるためには、はじめが肝心!

そんな時に役立つ、心理学をご紹介します。

 

<ダブルバインド>

皆さんは、買物や食事に行った時、お店のスタッフから、アイコンタクトもなく無表情で「いらっしゃいませ」と挨拶されると、「なんか感じ悪い」「折角、入ったのに、そんな対応?」などと少しイラっとした経験は、ありませんか。
イラっとする度合いは人それぞれですが、何故、そう感じるのでしょうか。

これは、相手が発する言葉と、表情や動作などが一致していないからなのです。「いらっしゃいませ」と、歓迎の気持ちを表すプラスのメッセージが、笑顔ではないマイナスな表情で伝えられるため、「言ってることとやってることが違うじゃない!」と私たちは、混乱し、イラっとするのです。

この様な状態を「ダブルバインド」と言います。「ダブルバインド」とは、「伝えている言葉(言語)」と、「その言葉を発している人の表情や態度(非言語)」が一致していない状態を指します。異なる情報を一度に受け取る相手は、「どっちが本当?」と混乱し、ストレスが掛かるのです。

職場では、「ありがとうございます」は笑顔で、「申し訳ございません」は、申し訳ない表情で、常に、言語と非言語を合わせたコミュニケーションを心掛けましょう。

 

<類似性の法則> 

「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、人は自分とどこか似ている部分=共通点がある人に好意や親しみを抱く傾向があります。

これを心理学の中では「類似性の法則」と言います。

例えば、職場のメンバーが「俳優の○○が出ている映画、とってもおもしろかったんだよね」と言った時、「その映画、私も見ました!俳優の○○良かったですよね!」などと返すと「○○さんも見たんだ!映画好きなの?」などと会話が弾みます。

どんなことでも、何か一つでも共通点が見つかると、初対面の人でもすぐに心の距離を縮めることができます。

職場のメンバーの会話を聞きながら、「あっ、ここは自分と同じ」「私もそれ好き!」などと思う点を、沢山見つけてみましょう。